不正軽油とは?

不正軽油と知りながら購入することは犯罪です。

★不正軽油を「買わない」「使わない」★

不正軽油とは、灯油と重油を混ぜるなどにより製造された粗悪な油のことで、トラックなどのディーゼル車の燃料油として、そのまま使用される灯油や重油も含まれます。この不正軽油を使用することは、軽油引取税の脱税行為であるばかりか、環境や人体そして車自体にも甚大な被害をあたえます。

不正軽油等(製造の承認を受ける義務に違反して製造された軽油等の炭化水素油)と知りながら、これを購入、保管、運搬等した場合は、3年以下の懲役又は300万円以下の罰金(法人 が行った場合は1 億円以下の罰金)に処せられることがあります。
不正の疑いがある軽油は、決して購入、保管、運搬等をしないようにしてください。

灯油や重油を自動車燃料として使用すると「あなた」が軽油引取税を納めなければいけません。

灯油や重油をそのまま、または軽油に混ぜるなどして、自動車の燃料として使用する場合、事前に県税事務所長の承認を受け、軽油引取税を納めなければいけません。

県税事務所長の承認を受けずに灯油や重油を混ぜたり、軽油に灯油を混ぜたりした場合、10年以下の懲役又は1,000 万円以下の罰金(法人が行った場合は3 億円以下の罰金)に処せられることがあります。
また、承認を受けずに燃料炭化水素油を自動車の燃料として使用した場合も罰則があります。

灯油・A重油には識別剤(クマリン)が添加されていますので、少しでも灯油・A重油を混和した軽油は、容易にチェックすることができます!

不正軽油等のサンプル画像

軽油
軽油
灯油
灯油
A重油
A重油
不正軽油 不正軽油 不正軽油
不正軽油(A重油と灯油を混和したもの) 不正軽油(軽油と灯油を混和したもの) 不正軽油(色抜きクマリン抜きA重油とクマリン抜き灯油を混和したもの)